msdiary

ネタバレあります。

最近では珍しい王道な厨二病映画。

と思ったら、TYPE－MOON原作。

あぁ、月姫はきいたことあるな・・・

知り合いによると月姫と同じらしい。

それほど知識の薄い私ですが、１作目を観て戦闘シーンの素晴らしさに圧倒されてしまったので、２作目も鑑賞することにしました。

ゲーム、ソシャゲ等何にもやっていないので、だいぶ勘違いしているところがあるかも。

率直な感想は・・・

これぞ中（厨）二病映画！！素晴らしい、続きが早く見たい！

あと、話めんどくさい！厨二病好きじゃないと、初見じゃ何のことやらさっぱりで楽しめないかも。厨二病好きな人は大まかに話を追うことはできるかなと思います。

以下、簡単な流れ（うろ覚え）

前作の続きの場面から始まります。

セイバーが消えてしまって聖杯戦争敗退（？）した士郎は家に帰ります。

家では凛、イリヤ、桜と同居することになります。

　フン、エロゲめ・・・

イリヤに抱きつかれたり、凛とイチャイチャしたり、それを聞いていて嫉妬に狂った桜に夜這いされたりと、

あ、エロゲーっぽい・・・(笑)

という展開が前作に比べてかなり多かったです。

桜が魔力の回復のために士郎の指から吸血するシーンがあるんですけど、

日曜の昼なのにわざわざ映画館まで来て一体何を見ているんだろう・・・

と言う気分にさせられました。

桜の変な性格は虫に心と体を蝕まれておかしくなっているから。

自分ってなんて汚れてるのかしら（泣）となる桜に

「桜は汚れてなんかないよ。そのままの桜でいいんだ。」

「俺は、桜が好きだ。」

と言う主人公・士郎。

かっこいいーーー！！！！

服はもうちょっとおしゃれでもいいと思うけど。

原作が90年代だし、しょうがないか。

でも、他のキャラに比べて、士郎の服だけ、地味すぎじゃね？

両親がいないから、金ないとかそんな設定かな。

乙女ゲーと一緒で主人公は地味でいい的な感じか？

今回の映画ではイリヤのサーヴァント（バーサーカー）、凛のサーヴァント（アーチャー）が黒い影に飲み込まれてしまいます。

残っているサーヴァントはライダー、アサシン

敗退したのはアーチャー、ランサー、セイバー、バーサーカー、キャスター

そして今回の話で、あの黒い影は桜だということが判明。

真桐の爺さんが10年間作り上げた結果らしい。

爺さんに皆を助けたいなら桜を殺せと言われる士郎。

自分が作った状況を、士郎になんとかしてもらうって、どうなの・・・

士郎は寝ている桜に包丁を向けますが、結局は殺さないという選択をします。

そうだよね、好きな人を殺せないよね・・・

ほんとにまっすぐな男だな、士郎。

個人的にこのシーンはすごく好きです。士郎が泣くんですよ。

本当に桜のこと好きなんだなーっていうのが伝わってきます。

こういう若者、今存在するのかな。

かわいくて愛嬌のある女の子がいっぱい出てきて、なんかかっこいいセリフ吐く主人公が出てくるアニメはいっぱいあるけど

桜みたいな女の子（今だと下手するとメンヘラとか言われそうな）を好きになって、守りぬこうとする主人公って、最近見ないよなー・・・

その後、桜は色々察して、朝方ひっそりと家を出ていきます。

実家に戻ると兄貴（CV:神谷浩史さん）にレイプされそうに。しかもこのレイプは初回じゃないらしい。

好きな人（士郎）が出来た桜はついに兄貴を殺してしまいます。

桜は影に飲み込まれてしまうのでした。

簡単とか言って、超長くなっちゃった。しかももっと書ける。それくらい濃い内容です。もちろんいい意味で。

戦闘シーン（うろ覚え）

ライダー（慎二）✖　士郎

ライダー（無）✖　アーチャー

バーサーカー　✖　影に飲み込まれたセイバー　（バーサーカー　負）

アサシン　✖　アーチャー

アーチャー　✖　影セイバー　（アーチャー　負）

桜　✖　ギルガメッシュ

前作もそうでしたが、劇場版Fateの戦闘シーンの特徴はサーヴァントの動き方かなと思います。

サーヴァントは基本人間ではないので、人間のような滑らかな動きよりも、ゲームみたいな、瞬間移動で戦います。キャラクターの動きが直線的です。ストファイみたいな、ドラゴンボールみたいな。

映画ならハリーポッターと賢者の石でのチェス盤の戦いにすこーしだけ近いような。

あと、魔法の波動みたいなのがものすごく多くて、ファンタジックな戦いになっています（笑）

とにかく厨二病が好きなら、楽しめる映画だと思います。